剣道部日誌
(剣道部)創部50周年!!
新しい年度を迎え、音更高校剣道部も新入部員が「1人でも多く」「早く」入部してくれないかと待ち遠しく感じている今日この頃。。。十勝管内の小・中学生の剣道人口を考えても減少傾向にあり、どこの学校剣道部も部員勧誘に頭を抱えている状況ではないでしょうか。
そんな中、音更高校剣道部が✿創部50周年✿を迎える年がやってきました。OB・OGの皆さん、おめでとうございます!!皆さんが繋いできてくれた剣道部が半世紀を迎えます。諸先輩方が全道大会・全国大会出場を目標に積み上げてきた思いは現在の部員たちにも継承され、高体連全道大会・新人戦全道大会出場を目指し日々の稽古に励んでいます。
近年では、令和3年度高体連十勝支部予選で男子団体戦の初優勝を始め、新人戦十勝予選での女子個人戦優勝、新人戦道東ブロック予選会で女子個人戦優勝、新人戦全道大会には5年連続出場(男女含めて)など、後輩達は次の世代(これからの後輩達)へ繋いでくものを大切にし、今を必死で頑張っています。
(剣道部)大会結果報告【第44回北海道高等学校新人剣道大会】
第44回北海道高等学校新人剣道大会 が 1月8日~10日に北ガスアリーナ札幌46にて開催されました。
本校からは、「女子個人戦(1名:鳥海)」「女子Ⅰ部団体戦」の出場です。道東ブロック予選を3人で通過し、今大会に出場となりましたが、他地区の参加校を見ても3人で出場はそうそうありません。
大会初日に男女個人戦と団体戦(予選)数試合を実施。本校から個人戦出場の鳥海は、1回戦(初戦)に北海道内では名門・東海大学札幌高校の選手と対戦。鳥海も高校での全道大会個人戦は初めてだったこともありますが、堅さが見られる試合でした。現状として持てる力は全て出し切りましたが、試合巧者の相手に1本先取されてしまい、取り返しにかかりましたがそのまま時間切れとなり、1回戦敗退となってしまいました。
女子団体戦では、予選Hリーグで札幌新川高校と札幌手稲高校との3者リーグでの試合となりました。2校とも5人が揃ったチーム編成の中、音更高校は3人ということもあり「先鋒」「次鋒」が2敗している(2敗4本取得されている)状況からのスタートです。予選リーグ1試合目・札幌新川高校との対戦では、札幌地区を上位で通過していることもあり力の差を見せつけられた結果となってしまい4敗1分け。対戦できた「中堅・副将・大将」においては敗戦でも1本負けでおさえる粘りを見せてくれました。予選リーグ2試合目・札幌手稲高校との対戦では不利な状況からでも大将戦まで縺れる内容となりましたが、あと1本がとどかず敗戦となってしまいました。全道大会で競った試合を経験できたことは大きな収穫といえます。次の目標は高体連でまた全道大会出場できるように、稽古に励んでいきます。
その前に・・・、今度は「男女揃って」「5人揃って」出場したいです。。。
<試合結果>
音更高校 札幌新川高校
ー 不不 先鋒
ー 不不 次鋒
懸 引 き 分 け 中堅
鳥海 ー コ 副将
鎌田 ー メ 大将
音更高校 札幌手稲高校
ー 不不 先鋒
ー 不不 次鋒
懸 メコ ー 中堅
鳥海 引 き 分 け 副将
鎌田 メ ー 大将
【大会結果報告】第3回道東ブロック高等学校新人剣道大会
✿女子団体戦【Ⅰ部:5人制】 道東ブロック大会(第3位)
✿女子個人戦 鳥海選手
✾全道大会出場 決定!!
令和6年度 第3回道東ブロック高等学校新人剣道大会が11月16日(土)・17日(日)に釧路湖陵高等学校体育館でおこなわれました。初日になる16日には個人戦と団体戦の数試合、17日は団体戦を実施し個人戦および団体戦での全道大会出場に向けて激しい試合の連続でした。
男子個人戦には64名の参加。3ブロックに分かれてのトーナメントの試合となります。音更高校からは2年次・青山と1年次山下の出場。青山は1回戦で釧路北陽高校の選手と対戦となり1本負けで初戦敗退となってしまいました。また、山下は1回戦で日体付属高校の選手に勝利、2回戦で斜里高校の選手に善戦はしましたが2本取られてしまい敗退となりました。2名とも頑張ってくれましたが、個人戦では全道大会出場の権利を取ることができませんでした。
女子個人戦には33名の参加。音更高校からは2年次・鎌田、懸と1年次・鳥海の出場です。鎌田は1回戦で北見柏陽の選手に2本取得し勝利。2回戦で釧路北陽高校の選手に2本取られてしまい敗退となりました(※この選手は個人戦道東ブロック4位で全道大会に出場)。また、同じく2年次・懸は1回戦北見北斗高校の選手と対戦し勝利。2回戦で釧路湖陵高校の選手に敗退してしまいました(この選手は個人戦道東ブロック8位で全道大会に出場)。そして1年次・鳥海は1回戦で北見柏陽の選手に勝利。2回戦では遠軽高校の選手と対戦し延長戦の末に勝利。ブロック準決勝で帯広南商業の選手に敗退してしまいましたが、ブロックの3~4位決定戦にまわります。この試合でも帯広南商業高校の選手と対戦し惜しくも敗退となりました。ブロック4位で順位決定リーグ進出し、1勝1敗で道東ブロック11位で✿全道大会出場の権利を得ました。
男子団体戦(Ⅱ部:3人制)では「十勝代表枠」を帯広三条高校・帯広工業高校の合同チームと対戦。お互いに2名ずつのエントリーだったため、先鋒戦が引き分けとなり中堅戦になります。音更高校:青山に対し合同チームが三条高校の選手です。お互いに惜しいところがあるのですが1本にならず時間切れとなり引き分け。勝敗を大将戦に委ねます。音更高校:山下に対し合同チームが帯広工業の選手となり、思い切りよく攻撃を仕掛ける工業高校の選手に2本取得され敗退が決定してしまいました。その後、敗者復活トーナメントにまわりましたが、日大付属高校に代表戦の末に敗退が決定し全道大会進出はなりませんでしたが、この経験を活かし今後の稽古に励んでいきたいと思います。
女子団体戦(Ⅰ部:5人制)に出場した音更高校チームですが、他校が5人で試合するところ音更高校は選手が3人なので人数的に不利な状態での試合が多くなります。1試合目から緊迫した試合が続き、お互いに譲らない状況で試合が進んでいきました。北見北斗高校・北見柏陽高校・帯広柏葉高校と試合が続き、最終戦では帯広南商業高校との対戦となりましたが、自力に勝る帯広南商業高校に敗退となり、最終結果1勝2敗1分けで✿3位入賞することができました。
次は1月の全道大会です。それまでにしっかり準備をして大会に備えていきたいと思います。
【結果報告】第45回十勝高校剣道選手権大会
第45回十勝高校剣道選手権大会 が令和6年9月7日(土)に帯広柏葉高校体育館でおこなわれました。この大会は個人戦のみの大会でしたが、昨年度(令和5年)より団体戦もおこなうことになり、各学校の選手も新人戦支部予選に向けて、自分の立ち位置を見定める重要な大会になってきます。
個人戦では、音更高校の選手(男子2名、女子3名)5名が出場。男子では青山がが2回戦で今大会の個人優勝の選手に健闘しましたが敗退。1年・山下が延長戦の末に帯広南商業の選手に競り勝ち2回戦に進出しまたが、個人戦3位に入賞した選手に敗退となってしまいました。2名とも今持っている力を存分に発揮してくれたと思います。
女子個人戦では、鎌田・懸・鳥海ともにベスト8で敗退。帯広南商業の選手一人ひとりの勝負強さに屈してしまいましたが、勉強(真似)すべきところを参考に今後の稽古をしていきたいと思います。
団体戦では、合同チーム認められている大会であるため男女両チームともに合同チームで参加。男子は音更・三条・工業の合同で4人編成でのチーム。女子は音更・工業・帯広大谷の合同で5人編成でのチームです。男子は帯広柏葉、帯広南商業の両チームに敗戦となってしまいました。女子については帯広南商業に敗戦してしまいましたが、帯広柏葉に勝利し2位になることができました。
男女とも狗鷲旗大会と同じような顔ぶれで合同チームとなりました。今後も切磋琢磨して十勝の高校剣道を盛り上げていきましょう!!
選手のみなさん、お疲れ様でした。そして、合同チームに参加してくれた帯広三条高校・帯広工業高校・帯広大谷高校の選手のみなさんありがとうございました。
<団体戦結果>
男子団体戦:2敗
合同 vs 帯広南商業 0(1)ー5(9)
合同 vs 帯広柏葉 0(0)ー5(9)
女子団体戦:1勝1敗
合同 vs 帯広柏葉 3(6)ー1(3)
合同 vs 帯広南商業 0(1)ー4(7)
【結果報告】第23回大平原狗鷲旗全道高等学校剣道大会
第23回大平原狗鷲旗全道高等学校剣道大会が8月24日(土)~25日(日)においてよつ葉アリーナ十勝で開催されました。
全道各地から多くの学校が出場し、24日(土)には錬成会での練習試合をおこない25日(日)に大会という流れです。音更高校の生徒も男女とも合同チーム(男子:音更②・三条①・帯広南商業①・帯広工業①)(女子:音更③・工業①・帯広大谷①)で参加しました。
男女とも合同チームとして顔を合わせ試合をするのは初めてですが、各々のポジションを全うし、試合に取り組んでいました。試合なので勝ち負けがついてきますが、「良かったところ」「悪かったところ」の両面が見えたので、今後の改善点に繋げていきたいと思います。
<試合結果>
男子団体戦:予選リーグ敗退(2敗)
・合同 vs 東海大札幌A 0(0)ー5(10) 敗退
・合同 vs 旭川永嶺、旭川志峯 1(2)ー4(8) 敗退
女子団体戦:予選リーグ敗退(1勝1敗)
・合同 vs 札幌日大B 0(0)ー3(6) 敗退
・合同 vs 旭川商業 5(8)ー0(0) 勝利
令和6年度高等学校剣道部夏季合同交流合宿
今年も毎年恒例、夏合宿のシーズンを迎えました!!
この合宿では「剣道合同交流合宿を通じ、心技体を錬磨し、剣道技術の向上を図るととともに、各校の生徒がお互いに交流を深め、剣道合宿を通じてさらなる友情の輪を広げる」ことを目的として行われています。
本校剣道部も男子2人・女子3人で参加し、3泊4日間を過ごしてきました。この時期の足寄町は非常に暑く、熱中症対策にも気を遣いながらの稽古になります。
初日・2日目と基礎基本を大切にし、みっちりと午前午後の練習を続けました。午後の稽古では先生方が元立ちでの地稽古で一人ひとりにアドバイスをいただくことができ、各々がしっかり課題をもって取り組むことができました。
また、昨年同様に試合(勝ち抜き戦)をおこない、試合経験を積むこともでき、実りある合宿になりました。
少しずつではありますが、着実に自力を付けてきているのがわかる成長ぶりです。夏休み明けには「狗鷲旗大会」や「十勝高校剣道選手権大会」が控えています。今回の合宿の成果を発揮できるように、この後の稽古も頑張っていきます。
(剣道部)大会結果報告・第70回北海道高等学校剣道選手権大会
令和6年度 第70回北海道高等学校剣道選手権大会 兼 第71回全国高等学校剣道大会北海道予選会 が6月11日(火)~14日(金)に名寄市スポーツセンターを会場に開催されました。
音更高校女子剣道部の高体連全道大会出場は22年ぶり(前回は平成14年・十勝支部大会:優勝)になります。
各支部の予選を勝ち抜いてきた選手が一堂にそろう開会式も緊張感が漂うものでした。公開演技で日本剣道形をうってくださった先生方の気迫も選手に響いていました。
音更高校女子チームも選手は4人ですが、臆することなく試合をすることができました。
試合結果は以下の通りです。
・音更高校 対 札幌厚別高校
先鋒 ー 不不
次鋒 ー ココ
中堅 ー メメ
副将 引き分け
大将 ー メ
・音更高校 対 旭川北高校
先鋒 ー 不不
次鋒 ー ド
中堅 メコ ー
副将 ー ココ
大将 ー メド
・音更高校 対 北見北斗
先鋒 引き分け
次鋒 不不 ー
中堅 コメ
副将 ー ココ
大将 コド ー
・音更高校 対 江差高校
先鋒 ー 不不
次鋒 メメ ー
中堅 ドメ ー
副将 メメ ー
大将 メメ ー
予選リーグ結果 2勝2敗(リーグ3位)で決勝トーナメント(リーグ上位2位まで)には届きませんでしたが、目標としていた全道大会でチームとして1勝は出来ました。3年次生1名・2年次生2名・1年次生1名の若いチームです。特に最上級生として後輩を引っ張り続けてくれた圓道主将は試合でも剣道以外の場面でもチームをまとめてくれました。今後の新チームは男子は2名・女子についてはまた3人での試合になります。人数が少ない中でも協力して・切磋琢磨して精進していきます。
音更高校剣道部を応援してくださった方々、ありがとうございました。今後も剣道部OB・OGの協力や応援をいただきながら頑張っていきます。
(剣道部)大会結果報告 高体連十勝支部予選会
❀女子団体戦:準優勝!(全道大会出場・22年ぶり)
令和6年度 第70回北海道高等学校剣道選手権大会十勝支部予選会 兼 2024国民スポーツ大会剣道競技少年の部十勝予選会 が令和6年5月25日(土)、帯広南商業高校体育館で開催されました。
個人戦では、男子:5名 女子4名の参加。結果は以下のとおりです.
<男子個人戦>
3年次・ 懸 (ベスト16)
3年次・松村(ベスト16)
2年次・青山(1回戦敗退)
1年次・山下(1回戦敗退)
<女子個人戦>
3年次・圓道(7位)
2年次・鎌田(ベスト16)
2年次・懸(ベスト16)
1年次・鳥海(1回戦敗退)
特に高校生活最後の高体連ということもあり、3年次生の頑張りが感じられた内容でした。
男子団体戦は、帯広南商業高校・帯広柏葉高校の牙城を崩すことができず、全道大会出場枠(2)から外れてしまい 第3位 という結果でしたが、3年次生がチームをまとめてくれていました。今後もこのような良い伝統を引き継いでいってもらいたいです。
女子団体戦については、帯広南商業高校・帯広柏葉高校が先鋒から大将まで5名そろっていることに対し、音更高校は4名(先鋒/不戦負け)での人数的不利な状態での団体戦になります。
帯広柏葉高校との試合では、先鋒・次鋒と負けが続き、絶体絶命の中堅戦で主将の圓道が2本勝、副将・鎌田が引き分けで大将戦です。引き分けでもチームが負けてしまう状況で大将・懸が2本勝をし、2勝2敗でしたが取得本数での勝利となりました。
続く帯広南商業高校との試合、先鋒・不戦負け 次鋒・鳥海が引き分け、中堅・圓道が1本勝、副将・鎌田が引き分けで、またも大将戦となりました。大将戦、引き分けでもチームの負けが決まってしまう場面。試合時間後半で 懸 が先に1本選手し、このまま時間が過ぎればチームの勝利となりましたが、相手も個人戦の優勝者ということもあり実力を発揮し1本を取り返す白熱した展開となりました。結果、大将戦も引き分けとなり、1勝1敗3分で取得本数の差で敗退となりましたが、前年度優勝校をあと1歩まで追い詰めた音更高校女子チームの成長が見られた試合でした。
女子団体戦、結果として1勝1敗ということで 準優勝(全道大会出場権 獲得)になりました。
男子チームについては今大会で3年次生から2年次生(新チーム)へ代がかわります。3年次生については試合はありませんが、昇段審査が控えていることもあるので頑張ってもらいましょう。女子チームについては、引き続き圓道主将を中心に全道大会も頑張ってもらいたいです。
全道大会ではチームとしてまずは1勝を目標に頑張ってきます! 応援、宜しくお願い致します。
(剣道部)第45回北海道高等学校選抜剣道錬成大会
今年度もゴールデンウィークで錬成大会に出場してきました。第45回北海道高等学校選抜剣道錬成大会です。
全道各地から集まった高校生が2日間にわたり練習試合を進めていきます。初日(5月3日)、朝9時30分から1次リーグ(3校リーグ)がスタート。普段、手合わせができない選手とも試合をすることにより経験値もかなり上がったと思います。
音更高校は男子:単独チーム、女子:音更4名+とわの森三愛1名 のチーム編成で臨みました。2日間で15試合以上の試合数を取り組み、体力的にも気持ちの面でも良い経験になりました。
この経験を生かして、5月25日(土)に控えている『高体連十勝支部予選』に挑戦していきます!!
(剣道部)春季大会【結果報告】
第56回十勝高校春季剣道大会 が4月29日(月・祝)に帯広三条高校体育館でおこなわれました。
今シーズン最初の公式戦ということもあり、緊張や不安を抱いての試合となりました。練習試合は各学校で取り組んだりしていたと思いますが、公式戦は別物です。
まず個人戦では、男子は学年別・女子は全体での試合になります。音更高校から出場した選手からは、3年次・松村選手(ベスト8) 女子では1年次・鳥海選手(ベスト8)の結果を出してくれました。上位に上がっていけなかった選手も、内容的には頑張っていました。
また、団体戦(3人制)では男女とも2チームずつ出場し、女子Bチーム(鎌田・鳥海)が第3位に入賞することができました。
剣道人口が少なくなってきている中で、男女とも団体戦が組めるのはありがたい状況です。
今回の試合を通して反省点・課題点をじっくり考え、5月3~4日の第45回北海道高等学校選抜剣道錬成大会に臨みたいと思います。「なぜ1本取れた(打突できた)のか?」「なぜ1本取られた(打突された)のか?」を考えることができるかが、今後の大きな1歩(前進)につながると思います。